メイク1-2



メイクの授業、2回目はスキンケアの事と皮膚の構造について学びました。

メイク1-2『スキンケア概念・皮膚理論』

今回のポイント


ラインピンク

スキンケア(=肌の手入れ、管理)は何よりも大切な事だそうです。
毎日、正しいお手入れをすれば肌は健康で美しく保てるそうです。
そして素肌がキレイでなければきれいなお化粧(メイクアップ)は
出来ません。正しいお手入れとは??下をご覧下さい(^^)/

まずは、美しい肌の条件って何かご存じですか?何かのドラマで
「うなはだけ」って聞いた事有りませんか?私の通っている学校では
「うなはだけや」と”や”が付け足され学びました!

「う」潤い:お肌の水分と油分のバランスがとれている水々しい肌
「な」なめらか:陶器の様なでこぼこのないさらさらな肌
「は」ハリ:横にはったたるみのない肌
「だ」弾力:雄と戻ってくる肌(ハリと弾力は同じような物)
「け」血色:内側からにじみ出る赤味(お風呂上がりの様な感じ)
「や」柔らかさ:肌の表面(角質)が堅くない肌

このすべてを兼ね備えているのは生まれたての赤ちゃんだけだそうです。
でもこれを目指す為に、スキンケアが大切になってくるんです!

『余談』
某美顔器やさんのモットーは美肌。機械を使って肌を活性化させ、
「うなはだけや」を取り戻そう!というのが目的な物なんですよ!

では、本題、スキンケアについてです。まずはのそれぞれの目的です。
まずは「ダブルクレンジング」これは皮膚の汚れを落とし、そして清潔に
する為に行いますよく「ダブル洗顔」といいますが、それは洗顔剤を2回
する事でもなければクレンジングと洗顔が1度に出来る洗顔料の事でも
ありません。クレンジングフォームを使い、メイクなどによる「油分」を
落とし洗顔フォームでで汗や埃などの「水性」の汚れを落とす。この2つを
それぞれする事をダブル洗顔といい、とても大事な事なんですよ!ですから
みなさんちょっと面倒でもきちんとそれぞれの汚れは落としましょうね!
そして次に「ローション」私たちはローションを2度行います。これは
1度目のローションでクレンジングで落としきれなかった余分な油分を
撮る事が目的です。(リ・クレンジング)そして2度目のローションで肌に
水分を与えます。(トーニング)最後に「ベースクリーム(乳液下地)」です。
これは、まずこれを塗る事によってファンデーションの付きや持ちをよく
する目的と、外からの刺激から皮膚を守り乾燥を防ぐ為が目的です。

外からの刺激には色々ありますが、なんといっても「紫外線」がなんと
言っても天敵です!!紫外線には3種類あるんですよ!ご存じでしたか??
まずは「UVC波」これは紫外線の中でも一番強力な紫外線なんですが、
波長が短くすべてがオゾン層で吸収される為に地表(つまり私たち)には
届かない紫外線です。次に「UVB波」これは紫外線の中でC波の次に強い
紫外線で波長も中くらい。一部オゾン層で吸収され残りは地表に届きます。
よってこれは人体にも影響してきて、いわゆるこれが「レジャー紫外線」
となります。海などで日焼けをして炎症を起こすのはこのB波のせいだった
んですね。そして一番少ない威力の物が「UVA波」これは波長が長い為に
オゾン層では全く吸収されずすべて地表に届きます。これが一般的に言う
「生活紫外線」となります。このA波は室内でも届いてしまうので外に出なく
ても日焼け止めは塗っておかないとまっ黒になってしまいます。どの紫外線
もオゾン層破壊によって昔よりもきつくなっているそうです。肌への対策、
未来の自分の子供や子孫の為にも、オゾン層破壊防止をみなさん1人1人が
他人事とは思わずに協力していけると良いですね。

紫外線防止には「紫外線吸収剤」タイプと「紫外線乱反射タイプ」があります。
「吸収タイプ」は紫外線をその日焼け止めで吸収して肌まで届かせない様に
します。効果はありますが、これはかなり肌に負担をかけてしまいます。
でも一般的に売っているのはこのタイプが多いみたいですね。そして「乱反射
タイプ」これは時の如く、紫外線を反射させて肌に届かせない様にしています。
これは肌にも負担が少なくてお勧めです!某美顔器やさんの日焼け止め
も私の通っている学校の日焼け止めもこの「乱反射タイプ」です。やっぱり
肌の負担を考えるとこっちをお勧めですね!所で、みなさんはよく日焼け止め
に書いてある「SPF10++」とかいう揮毫の意味を知っていますか?
(私は知りませんでした(^^ゞ」)これは紫外線を防止する値を示す物で
「SPF」は特に「UVB波」を「+」は「UVA波」を対象としています。
SPF10の10は”1=20分”という意味ですので”10”であれば
”10×20分=200分”200分防止し続けてくれるという事です。
+は「+」で「効果がある。」「++」で「かなり効果がある。」「+++」
で「非常に効果がある。」となるそうです。どうしてSPFはきちんとした
時間で表示されているのに+は曖昧なのかというと、SPFは国際機関で取り
決められていて、+は日本国内での取り決めだからだそうです~

では、皮膚の構造のお話をしましょう。皮膚の表面は下記画像(左側)の様に
「皮溝」「皮丘」「毛孔」「汗孔」などがあり、これらを総合して”キメ”
といいます。このキメが画像右側の上の[A]のように皮溝は浅くて狭く、
間隔も均等で、皮丘の高さも均等な肌な程”キメ”が整っていると言います。
[B]のようにガタガタだと”キメ”が整っていないと言います。
皮膚の表面断面

次にもう少し詳しく、皮膚の構造についてお話をしましょう。皮膚の成分は
80%が水分で20%がタンパク質なんですよ!そして色々な肌質の人が
いると思いますが、大きく分けると「ノーマルスキン(普通肌)」「オイリー
スキン(脂性肌)」「ドライスキン(乾燥肌)」「コンビネーションスキン
(乾燥と脂性の混合肌)」「センシティブスキン(敏感肌)」があります。
日本人に多いのは「コンビネーションスキン」だそうです。肌の構造は下記
画像(左側)の様になっています。「表皮」の厚さはわずか0.2mmなんです!
これはティッシュ1~2枚分となります。表皮では新陳代謝を行ったり、
水分保持や紫外線から肌を守る役割をしています。(薄いのにすごいです
よね!)そして「真皮」は肌の張りや弾力を保つ場所となっています。ここ
には良く聞く「コラーゲン」が張り巡らされています。そして「皮下組織」
では脂肪ですね。内臓を保護してくれたり体温を保ったり栄養を蓄えてくれ
たりしてくれている場所です。「小汗線(エクリン線)」は体内に200~
300万個有り、99%の水分と1%の塩分etcの為に無色無臭の汗が
でます。「大汗線(アポクリン線)」は脇の下やへそ、乳輪、陰部などにあり
タンパク質を含んだ汗がでます。その為黄色で有臭の汗となります。
「起毛筋」は時の如く、鳥肌など筋肉の伸縮をしてくれて体温調節などをして
くれます。皮脂腺から出る「油分」と汗線から出る「水分」が皮膚の表面で
混じり合うと”皮脂膜”という物ができます。これは「天然のクリーム」と
呼ばれ、皮膚の表面に薄い膜をはり、殺菌効果や潤い、滑かさやさらに紫外線
までを防御するスーパークリームといえますね!

表皮の詳しい説明をしましょう!(右図を見て下さいね!)表皮はとても薄い
のですが、その中でも四層(足の裏と手の平には角質層と顆粒層の間に
」”透明層”というものがあるので五層となります。)に分かれています。
「基底層」では細胞が生まれます。そして「有棘層」で細胞に栄養を与え
「顆粒層」では外部からの水分の進入を防ぎ、光を屈折させます。「角質層」
では15~20%の水分を含んでくれていて外部からの異物から守ってくれ
ます。これらの仕組みでも分かる様にいくら外からローションなどを塗っても
細胞の成長する「基底層」などには届かないんですね。なのでクレンジング
をしっかり行っていつも汗線や皮脂腺を清潔にしたり、美顔器を使って中から
栄養を与えなければ本当の美しい肌というのは手に入らないんですよね~

え?なんでエステをここに入れないかって?それは肌は3日で元に戻ってしま
うそうです。なので3日に一回エステに行けば効果はありますが、そういう
方はあまりいないでしょう。なのでここではあえて上げては居ないんです。
筋トレも同じ事なんですよ~(またまた余談でした)
皮膚の構造

ラインピンク

今回のポイント


まとめ(感想)

このスキンケア概念や皮膚理論は学んでみると某美顔器やさんで教えて
もらった事と同じでやっぱり素肌作りは大切でそれでこそ、若くうつくしく
人はいる事が出来るんだなぁと思いました。今でこそ美顔器を使って素肌
を気にしていますが、以前は化粧も落とさずに寝ていたり、ファンデー
ションを塗り重ねして気になる部分を無理矢理隠そうとしていましたね~
これを読まれている方でも身に覚えのある方が居るはずです!クレンジング
と洗顔、そしてローションを丁寧に…今一度見直してみて下さいね!

★スキンケアとは?お肌の手入れ、管理
☆スキンケアの大切さは?素肌を美しくする為に不可欠
★美しい肌条件とは?う・な・は・だ・け・や
★皮膚の構造表皮、真皮、皮下組織(三層)
☆表皮の構造基底層、有棘層、顆粒層、透明層、角質層(五層)
★皮脂膜のとは?汗と皮脂が被扶養面で混じり合い出来る薄い膜の事
☆皮脂膜の役割とは?皮膚に潤いと滑らかさを与え外界からの刺激から肌を守る。

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